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航海計算

航海計算の要素は、「距離」「速力」「時間」の3つです。2つをかけたり、割ったりした答えは、つねに残りの1つになります。下図はその関係をわかりやすく表したものです。

航海計算 距離=速力×時間
速力=距離÷時間
時間=距離÷速力

■例題1

A地点から60海里離れたB地点間を、往航を平均速力15ノット、復航を平均速力10ノットで航走した。往復航の平均速力を求めよ。

解答1

速力は、航走した距離を時間で割ることによって計算される。往復の平均速力は、往復で航走した距離を往復にかかった時間で割ればよい。航走した距離は60海里×2=120海里。
時間は、往復60海里÷15ノット=4時間、復航60海里÷10ノット=6時間
4時間+6時間=10時間かかっている。したがって平均速力は、120海里÷10時間=12ノットと計算される。


■例題2

速力10ノットで航海中のA船が、その船首方向、距離約7400m離れた地点を速力8ノットで航行中のB船に追いつくまでの所要時間は何時間か。

解答2

10ノットの船が8ノットの船に1時間当りに追いつく距離は、10−8=2海里である。
7400mを海里に直すと7400m÷1852m=3.99海里≒4海里。
追いつくまでの時間は4海里÷2海里=2時間と計算される。


■例題3

速力12ノットで、A地点から42海里離れたB地点へ航走する場合の所要時間を求めよ。ただし、この2地点間には、針路に対して真向かいに流れる流速2ノットの海流があるものとする。

解答3

針路に対して真向かいの2ノットの海流があるので、B地点に近づく速力は、12ノット−2ノット=10ノットである。42海里離れているので、42海里÷10ノット=4.2時間。0.2時間は0.2×60=12分であるから、4時間12分と計算される。


■例題4

速力12ノットのA船が、その船首方向10海里離れて航行中のB船に追いつくまで2時間30分かかった。B船の速力は、何ノットであったか。ただし、A.B両船は一定の針路及び速力で航行していたものとする。

解答4

両船の速力の差は10海里÷2.5時間(2時間30分)=4ノットである。A船がB船に追いつくのであるからB船の速力は12ノット−4ノット=8ノットと計算される。


■例題5

速力15ノットで航海中のA船は、午前11時53分にB灯台を右げん船首45度に測定し、そのときの針路と速力を保って、午後0時8分にふたたびB灯台を右げん真横に計測した。午後0時8分のA船の船位はB灯台から何海里か。ただし、風や海潮流の影響はないものとする。

解答5

第1測定が船首方向45度、第2測定がその倍角の90度(真横)に観測しているということから、4点方位法を行っていることがわかる。したがって、第2測定におけるB灯台からの距離は、この間に航走した距離に等しい。午前11時53分から午前0時8分までは15分。速力15ノットで15分間に航走する距離は、15分は1時間の1/4(15分/60分)であるから、15ノット÷4=3.75海里と計算される。


■例題6

84海里離れたA.B港間において、甲船は速力14ノットでA港からB港へ。乙船は速力10ノットでB港からA港へ向けて、それぞれ同時刻に出航した。甲.乙両船が出会うまでの所要時間は何時間何分か。ただし甲.乙両船は同一航路線上を航行するものとする。

解答6

甲船と乙船がおたがいに近づく速力は、14ノット+10ノット=24ノットである。84海里の距離を24ノットの速力で近づくのであるから、84海里÷24ノット=3.5時間=3時間30分と計算される。



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