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航海計器

 【A】磁気コンパス

磁気コンパス 磁気コンパスは、船の針路を知る計器です。また、物標の方位も測定できるので、これによって船位も知ることができます。

[1]偏差と自差

磁気コンパスの示す方位は、偏差(Var’)と自差(Dev’)といわれる誤差を伴います。

a 偏差 磁気コンパスが示す方位は、地球の南北線を正確に示さず、東または西にずれたところを示します。そのずれを偏差といいます。
図で示すように真子午線と磁気子午線との角度のことです。偏差の値は年々変化し、また船の移動に伴い、場所の変化に応じても変わっていきます。
日本近海では、5°W〜9°W(西偏差)です。
b 自差 自差とは、船内に設置された計器類などのうち、鉄器類の影響によって生じる誤差のことです。

偏差と自差 ●自差が変化する場合
1.船首方向が変わったとき
2.船の位置が変わったとき
3.船内の鉄器類を移動したとき
4.コンパスの設置場所を移動したとき

[2]コンパス設置上の注意事項

a コンパスの基線を船首尾線に合わせる。
b 鉄器類および航海計器付近の設置は避ける。(自差の影響を受けないように設置する)
c 麻索、プラスチック、陶器、真ちゅうなどは、自差に影響を与えない。
d 波浪の衝撃を受けにくく、のかぶりにくい場所を選ぶ。
e 太陽光線に直接さらされない場所を選ぶ。

[3]針路と偏差・自差の関係

針路と偏差・自差の関係 磁針方位=コンパス方位±自差
真方位=磁針方位±偏差

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★七つの海
世界中の海を表現する言葉として『七つの海』という呼び方がある。これは、昔、まだ人々に狭い範囲の海しか知られていなかった時代に生まれたもので、地中海・紅海・東アフリカ海・西アフリカ海・シナ海・ペルシャ湾、およびインド洋を指していた。しかし、現代において『七つの海』を正確に表すと、北大西洋・南大西洋・北太平洋・南太平洋・インド洋そして北極洋・南極洋を指している。

[4]コンパス図(コンパスローズ)

海図に記載されていて、物標の方位線、針路線、偏差、真方位、磁針方位などを知ることができます。
a 真北
b 磁北
c 偏差
d 真方位目盛 真北を0°として右回りに一周を360°として等分しています。
e 磁針方位目盛 磁北を0°として右回りに一周を360°として等分しています。
コンパス図


[5]コンパスカードの読み方

コンパスカード

a 点画方式 方位を記号で示す方法で、N(北)、S(南)、E(東)、W(西)の4主要点で表します。
例えばNとEとの間は、NE(北東)と呼ぶなど、主に磁気コンパスの方位を読む場合に用います。
b 360°方式 北を0°として右回りに一周を360°として等分しています。
c 点(ポイント) 360°を32等分したものを1点(1ポイント)と呼び、1点は11°−15′4点は45°です。

■反方位: ある方向の正反対(180°反対)の方位をいいます。0°から180°までの反方位を求める場合は180°をプラスし、180°から360°までは180°をマイナスします。
■右正横: 針路に対して右90°の方向のことです。
■左正横: 針路に対して左90°の方向のことです。

 【B】圧力ログ

一般にスピードメーターと呼ばれ、船底のセンサーによって、航走時の水流の圧力から対水速力を測る計器です。

圧力ログ


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