■■■ ボート免許 学科試験問題集 運航 ■■■

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 問27−A
航行中の小型船舶が、舵(かじ)を取ったときに生じるキック現象の説明として正しいものは、次のうちどれか。
[1] 回頭の初期、船体が外側に傾斜する現象をいう。
[2] 回頭の初期、船体が内側に傾斜する現象をいう。
[3] 回頭の初期、船尾が原針路から外側に偏出する現象をいう。
[4] 回頭の初期、船尾が原針路から内側に偏出する現象をいう。


 問27−B
静水中に停止している排水型の一軸右回船が、舵(かじ)を右にいっぱいに取って、エンジンを後進にかけた場合、一般に、船はどのように運動するか。次のうちから最も適当なものを選べ。ただし、風や潮流の影響はないものとする。
[1] [2] [3] [4]


 問27−C
静水中に停止している排水型の一軸右回り船が、エンジンを後進にかけた場合、右図に示すように運動するのは、舵(かじ)をどのように取った場合か。次のうちから選べ。
[1] 舵中央のまま 
[2] 左転舵(だ)いっぱい
[3] 右転舵いっぱい
[4] 右転舵の後左転舵


 問27−D
航行中の排水型船が、前進中に舵(かじ)を右に取り定常旋回している場合、一般に船体はどのような状態になるか。次のうちから選べ。
[1] 左舷(げん)側に傾斜した状態
[2] 右舷側に傾斜した状態
[3] 舵を取る前と同じ状態
[4] おもてあしになった状態


 問28−A
錨(びょう)泊に関する用語のうち、「走錨」の説明として正しいものは、次のうちどれか。
[1] アンカーロープが切れること
[2] 錨(いかり)がひけること
[3] アンカーロープを伸ばすこと
[4] 錨が絡むこと


 問28−B
桟橋等に係留する場合、係留ロープを船内のビットに係止する前にビットに数回巻き付ける必要があるのはなぜか。次のうちから最も適当なものを選べ。
[1] 摩擦による摩耗を防ぐ。
[2] 切断するのを防ぐ。
[3] 係留ロープの滑りを防ぐ。
[4] よりが戻るのを防ぐ。


 問28−C
排水型の一軸右回り船が岸壁に着岸する場合、右舷(げん)着岸より左舷着岸のほうが着岸しやすい理由は、次のうちどれか。
[1] 操縦席が右側にあるため
[2] 右より左への回頭が容易であるため
[3] 行きあしが低下すると船首が左へ回頭しようとするため
[4] エシジンを後進にかけると船尾が左舷へ振れるため


 問28−D
桟橋と平行に風が吹いている場合の小型船舶の係留及び解らんについて述べた次の文の(A)と(B)のうち、「 」にあてはまる語句の適当な組合せは、下のうちどれか。

(A)係留するときは、「(ア)風上、(イ)風下」側の係留ロープを先に係留する。
(B)解らんするときは、「(ウ)風上、(工)風下」側の係留ロープを先に解放する。
[1] (ア)、(ウ) 
[2] (ア)、(工) 
[3] (イ)、(ウ) 
[4] (イ)、(工)


 問29−A
右図に示す小型船舶のトリムの状態を表す用語として正しいものは、次のうちどれか。
[1] 船首トリム
[2] 船尾トリム
[3] イーブンキール
[4] トップヘビー


 問29−B
船尾トリムで航行する場合について述べた次の文のうち、適当でないものはどれか。
[1] 船尾トリムのときは、旋回径が大きくなる。
[2] 船尾トリムのときは、プロペラが水中深く入るため速力が出る。
[3] 船尾トリムが過大のときは、荒天時、船首を左右に振って針路が保ちにくい。
[4] 船尾トリムのときは、不安定なつり合いであり、荒天時の動揺が激しくなる。


 問29−C
下表は、トップヘビーとボットムヘビーの状態の船舶を比較したものである。適当でないものは、(1)〜(4)のうちどれか。
トップヘビー ボットムヘビー
[1] 重心の位置 高い 低い
[2] 横揺れ周期 長い 短い
[3] 復原力 小さい 大きい
[4] トリム 船首トリム 船尾トリム


 問29−D
船体の安定について述べた次の文のうち、誤っているものはどれか。
[1] 人や物を高い所だけに積むと、船は、トップヘビーの状態になる。
[2] トップヘビーの状態で航行すると、船は、左右に速く揺れるようになる。
[3] 人や物を低い所だけに積むと、船の重心の位置が低くなる。
[4] 人や物を積むときは、船の前後、左右平均に積む。


 問30−A
狭水道を航行する場合の注意事項として適当でないものは、次のうちどれか。
[1] コンパスに頼らないで保針できるように、陸上物標を選定しておく。
[2] 湾(わん)曲部を航行するときは、地形に沿うように舵(かじ)を取る。
[3] 屈曲の多い水道は、順潮時に航行する。
[4] 大角度に変針する場合は、小刻みに舵を取る。


 問30−B
河口付近を航行する場合の注意事項として適当でないものは、次のうちどれか。
[1] 潮汐の影響を受ける場所もあるので、その付近の潮汐(せき)を調べておく。
[2] 大雨が降った後でも、河口付近であれば流れに変化はない。
[3] 河口付近の水深は、大雨やダムの放水によって変化することがある。
[4] 上流に比べ河口に近付くほど、流れが緩やかになっている。


 問30−C
狭水道を航行する場合の注意事項として適当でないものは、次のうちどれか。
[1] 針路上に顕著な向首目標を選んでおく。
[2] 順潮の中央期に航行するようにする。
[3] 一度に舵(かじ)を大きく取らないようにする。
[4] 潮流となるべく平行に航行する。


 問30−D
狭水道を航行する場合の注意事項として適当でないものは、次のうちどれか。
[1] できるだけ流れに沿って、水道の右側を通航するようにする。
[2] 針路を保つため、コンパスから目を離さないようにする。狭水道を航行する場合の注意事項として適当でないものは、次のうちどれか。
[3] 屈曲の多い水道は、懇流時又は逆潮の初期や終期に通過するようにする。
[4] 操縦は舵(かじ)だけに頼らず、速力の調節も行うようにする。


 問31−A
他の船舶を曳(えい)航する場合の注意事項として適当なものは、次のうちどれか。
[1] 曳航開始時は、行きあしをつけるため高速で引き始める。
[2] 視界が悪くなったら、減速して曳航ロープを縮める。
[3] 曳航ロープは、解き放てないようにしておく。
[4] 荷物は、曳(ひ)く船から曳かれる船に移す。


 問31−B
小型船舶で水上スキーやウェイクボードを曳(ひ)く場合の注意事項として適当なものは、次のうちどれか。
[1] 複数の船舶がスキーヤー(ボーダー)を曳いている水域において、2船がすれ違う場合は、自船のトーイングローブの長さのみを考えてコース取りをする。
[2] 船舶に同乗者がいる場合でも、スキーヤー(ボーダー)の見張りは操縦者が行ったほうがよい。
[3] 旋回するときに発生する遠心力は、スキーヤー(ボーダー)の体重が軽いほど外側に振られる力が大きくなる。
[4] トーイングローブは、負荷がかかり切断することがあるので、開始前に損傷箇所がないかを調べておく。


 問31−C
小型船舶で水上スキーやウェイクボードを曳(ひ)く場合の注意事項として適当でないものは、次のうちどれか。
[1] トーイングローブは、前回の使用中に異状が無い場合でも、損傷の有無を確認して使用する。
[2] 操縦者は、スキーヤー(ボーダー)の能力に応じた無理のないコース取りや速力を心掛ける。
[3] 加速、減速及び停止など、スキーヤー(ボーダー)の意思表示は、あらかじめ決めておいたジェスチャーによって行うとよい。
[4] 交通量の少ない場所を使用することが多いので、操縦者は、スキーヤー(ボーダー)の見張りに専念したほうがよい。


 問31−D
他の船舶を曳(えい)航中、視界不良となった場合の処置として適当なものは、次のうちどれか。
[1] 曳航ロープを伸ばす。
[2] 曳航ロープを解き放てないように結び直す。
[3] 荷物は、すべて引かれる船に移す。
[4] 曳航速力を減じる。


 問32−A
日本近海における偏差の符号は、次のうちどれか。
[1] 東(E)
[2] 西(W)
[3] 南(S)
[4] 北(N)


 問32−B
右図に示すコンパス図について述べた次の文のうち、誤っているものはどれか。
[1] (ア)は、真方位を表す。
[2] (イ)は、磁北を表す。
[3] (ウ)は、自差を表す。
[4] (エ)は、真北を表す。


 問32−C
次のうち、磁気コンパスの近くに置いても、自差に影響を与えないものはどれか。
[1] 金づち
[2] 発電機
[3] ラジオ
[4] 麻索


 問32−D
磁気コンパスの自差の変化について述べた次の文のうち、誤っているものはどれか。
[1] 船首方位が変わると変化する。
[2] 設置場所を変えると変化する。
[3] 気圧が変わると変化する。
[4] コンパスの近くの鉄器類を移動すると変化する。


 問33−A
緯度1度は何海里か。次のうちから選べ。
[1] 1海里
[2] 10海里
[3] 60海里
[4] 100海里


 問33−B
甲船がA地点から真針路北で出発し、その針路線上のB地点に到達したと推測されるとき、船位を求めたところ、実際はA地点から真針路010°の針路線上のC地点にあった。このような船位のずれが生じる原因とならないものは、次のうちどれか。
[1] 風の影響
[2] 偏差の影響
[3] 潮流の影響
[4] 海流の影響


 問33−C
平均速力12ノットで、A地点から42海里離れたB地点へ航走する場合の所要時間は、次のうちどれか。ただし、この2地点間には、針路に対して真向かいに流れる流速2ノットの海流があるものとする。
[1] 3時間00分
[2] 3時間30分
[3] 4時間12分
[4] 5時間38分


 問33−D
A地点から45海里離れたB地点までを平均速力15ノットで航走し、ついでB地点から60海里離れたC地点までを平均速力12ノットで航走した。A地点からC地点までの所要時間は、次のうちどれか。
[1] 3時間54分
[2] 5時間00分
[3] 8時間00分
[4] 8時間45分


 問34−A
右図に示す標識は、その標識のどちらの方向に安全な水域があることを示すか。次のうちから選べ。ただし、黒、黄は塗色を表わす。
[1] 北方
[2] 東方
[3] 南方
[4] 西方


 問34−B
日本の浮標式によると、標識の名称と頭標(トップマーク)の形状及び塗色を示した次の組合せのうち、正しいものはどれか。
[1] 右舷(げん)標識
[2] 孤立障害標識
[3] 特殊標識
[4] 安全水域標識


 問34−C
日本の浮標式によると、水源から海口に向かって航行する場合、その浮標の右側に岩礁、浅瀬などの障害物が存在することを示す標体の塗色は、次のうちどれか。
[1] 赤色
[2] 緑色
[3] 黄色
[4] 黒色


 問34−D
右図に示す灯浮標は、次のうちどれか。ただし、赤、白は標体の塗色を表す。
[1] 右舷(げん)灯浮標
[2] 左舷灯浮標
[3] 孤立障害灯浮標
[4] 安全水域灯浮標


 問35−A
右図に示す灯質(図解)は、次のうちどれか。
[1] Al
[2] Fl
[3]
[4] Oc


 問35−B
灯略記「Oc R 10s」の表す灯質と、灯色を示した次の組合せのうち、正しいものはどれか。
[1] 単明暗光 緑色
[2] 単閃(せん)光 赤色
[3] 単明暗光 赤色
[4] 単閃光 緑色


 問35−C
航路標識について述べた次の文にあてはまるものは、下のうちどれか。
「険礁や航路などを示すために、本体を海面上に見ることができるように海底に係止されている構造物で、灯光を発しない。」
[1] 夜標
[2] 立標
[3] 導標
[4] 浮標


 問35−D
右図に示す灯質(図解)は、次のうちどれか。
[1]
[2] Al
[3] Iso
[4] Fl


 問36−A

海図について述べた次の(A)と(B)について、それぞれの正誤を判断し、下のうちからあてはまるものを選べ。

(A)沿岸を航行する小型船舶では「海岸図」や「港泊図」を用いる場合が多い。
(B)日本測地系の緯度・経度データを世界測地系の海図で用いてはならない。

[1] (A)は正しく、(B)は誤っている。
[2] (A)は誤っていて、(B)は正しい。
[3] (A)も(B)も正しい。
[4] (A)も(B)も誤っている。


 問36−B
海図に記載されている灯高・島・干出の高さ及び水深の基準面について示した右図のうち、誤っているものはどれか。
[1] 灯高
[2] 島の高さ
[3] 干出の高さ
[4] 水深


 問36−C
航海計画を立案するにあたって、海上における気象、海流、潮流等の諸現象、航路の状況、沿岸及び港湾の地形状況等を調べるには、何を見ればよいか。次のうちから選べ。
[1] 水路通報   
[2] 水路要報    
[3] 水路誌
[4] 水路図誌目録


 問36−D
海図記載の高さ、深さの基準面について述べた次の文のうち、誤っているものはどれか。
[1] 山の高さの基準面は、平均水面である。
[2] 岸線は、最高水面おける水陸の境界線である。
[3] 干出岩の高さの基準面は、平均水面である。
[4] 水深の基準面は、最低水面である。


 問37−A
海図図式「」の表わすものは、次のうちどれか。
[1] 漁港
[2] 漁さく
[3] 漁礁
[4] 漁場


 問37−B
次の海図図式のうち「暗岩」を表すものはどれか。
[1] [2] [3] [4]


 問37−C
右図は、海図の一部を示したものである。図中(ア)〜(エ)の表すものとして誤っているものは、次のうちどれか。
[1] (ア)は、水深5メートルの等深線を表す。
[2] (イ)は、暗岩を表す。
[3] (ウ)は、底質「砂」を表す。
[4] (エ)は、大島の高さが8メートルであることを表す。


 問37−D
海図図式「」(底質)の表わすものは、次のうちどれか。
[1]
[2]
[3]
[4]


 問38−A
航行中、火災が発生した場合の処置として適当でないものは、次のうちどれか。
[1] エンジンと舵(かじ)を使用して火元が風上側たなる態勢とする。
[2] 消火器を使用し、火勢が大きくなる前に消火する。
[3] 火勢が衰えない場合は、遭難信号を発して、緊急救助を求める。
[4] 火勢が盛んとなり危険な状態となったら退船する。


 問38−B
船体の外舷(げん)を保護するための属具は、次のうちどれか。
[1] フェンダー
[2] バウアイ
[3] ウエス
[4] スカッパー


 問38−C
小型船舶の機関の装備方法による分類として「船外機(アウトボード・エンジン)船」は、次のうちどれか。
[1]
[2]
[3]
[4]


 問38−D
救命器具の取扱いについて述べた次の文のうち、適当でないものはどれか。
[1] ライフブイは、船の動揺で動かないように、固く縛っておく。
[2] ライフジャケット等の、光の反射テープの効果が落ちたものは張り替える
[3] ライフジャケットの見やすい場所に、船名又は所有者の氏名を表示しておく。
[4] ライフブイを、ざぶとんやまくらの代わりに使用しないようにする。


 問39−A
一重つなぎ(シートベンド)は、次のうちどれか。
[1] [2] [3] [4]


 問39−B
もやい結び(ポーラインノット)はどのような場合に利用するのが最も適当か。次のうちから選べ。
[1] アンカーロープをアンカーリングに連結する場合
[2] 係船索を桟橋上の鋼製リングに係止する場合
[3] 太さの違う2種類のロープを連結する場合
[4] 切断したロープの端末を処理する場合


 問39−C
巻き結び(クラブヒッチ)はどのような場合に利用するのが最も適当か。次のうちから選べ。
[1] 太さの違う2種類のロープを連結する場合
[2] 通索が滑車から抜けるのを防ぐ場合
[3] アンカーロープをアンカーリングに連結する場合
[4] 係船索を桟橋上の柱などに係止する場合


 問39−D
右図に示す結索の名称は、次のうちどれか。
[1] もやい結び(ボーラインノット)
[2] 本結び(リーフノット)
[3] 8の字結び(フィギアオブエイトノット)
[4] 止め結び(オーバーハンドノット)